2022/03/03 更新
2022年3月3日(木)、東京都議会の本会議が行われ、私たちが提案者となった「ウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に関する決議」が全会一致で可決されました。
ほかに、令和3年度補正予算、東京都組織条例一部改正条例が上程され、議決しました。
ウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現に関する決議
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、力による一方的な現状変更を認
めないという国際秩序の根幹を揺るがすものであり、平和的解決を求める全
世界の願いもむなしく軍事行動という最悪の手段を行使したロシアの暴挙は、
厳しく糾弾されるべきである。
自国の平和と安定を望むウクライナの主権と国民の思いは尊重されるべ
きであり、このような軍事的侵略は、国際法の深刻な違反であるとともに、
国連憲章の重大な違反である。断じて容認できるものではない。
また、ロシアのプーチン大統領は、核兵器の使用につながる意思を示して
おり、唯一の被爆国である我が国として、絶対に許すことはできないもので
ある。
よって、東京都議会は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して強
く抗議するとともに、ウクライナ国民と現地在住の日本はじめ各国の国民の
安全確保及びウクライナからのロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現を
強く求めるものである。
以上、決議する。
令和4年3月3日
東 京 都 議 会